大型特殊自動車は車検証や自賠責保険証書などが必要になるので事前に準備しておきましょう。

重機買取に必要な書類・手続きの流れ

 

重機の買取はなるべく高額の査定をしてもらえるように工夫しましょう。
少しでも高く買い取ってもらえる方がお得なのは間違いありません。

 

さて、努力の甲斐あって高額で買い取ってもらえることになっても、そこで喜んではいけません。
重機の売買には必要な書類がいくつかあり、それらを用意しなければいけないのです。
ナンバープレートがあるものか、無いものかでも書類は変わります。
大型特殊か小型特殊の分類によっても買取時の必要書類は違ってきます。

 

売ろうとしている重機にどんな書類が必要かもチェックしておきましょう。

 

 

買取時に必要な書類

まずは買取してもらう重機にナンバープレートが付いているものかを確認してください。

 

付いていない場合、例えば大型のブルドーザーやショベルカーがこれに該当します。
これらは一般的に道路を走行しないため、自動車というカテゴリーには含まれません。
そのため、持っている個人や会社の資産と捉えられます。

 

法律上では自動車でも無ければ重機でも無い、資産の買取を行ってもらうことになるのです。
必要になる書類は譲渡証明書と販売証明書があれば成立します。

 

次にナンバープレートが付いており、かつ大型特殊自動車に分類されるものを説明したいと思います。
クレーン車やフォークリフト、ロードローラ―などがこれに該当します。
車検証や自賠責保険証書、納税証明書などが必要になるので事前に用意しておくと話がスムーズになります。

 

必要な書類

名義変更や印鑑登録証明も必要になるので覚えておきましょう。
分からない場合は無理に奔走せず、相手にどうすれば良いか聞くのが良いです。

 

最後はナンバープレートがあり、小型特殊自動車に分類されるケースです。
農業で使われるトラクターや小型の重機はこれに該当することになるでしょう。
必要になるのは車検証、もしくは標識交付証明書となります。
さらには譲渡証明書が必要になるので、こちらはシンプルに完結します。

 

重機は高額な買取になることから、査定をする業者から細かく指示があります。
必要な書類が分からない場合は指示に従って行動するのも良いので慌てないようにしましょう。

 

 

買取時の手続きの流れ

原則として査定を依頼することから始めます。
査定を依頼すると、ほぼ確実に重機の状態を確認しにやって来ます。
通常の買取とは違って重機の状態が査定に大きく影響するからです。

 

実際に査定をしてもらい、金額が決まったら売却するかどうかをその場で話し合います。
納得できる査定額ならそのまま買い取ってもらうのも良いですし、別の業者に査定を依頼するのも良いでしょう。

 

買取が確定したら売買契約を行い、その後は各種書類を作成して完了です。
ほとんどの場合、重機の回収は買取を行う業者が担当してくれるので重機のキーを渡せば終わりです。
必要な書類を事前に用意しておくと、その場で即買取が成立するでしょう。
急いで売却したい理由があるなら書類の準備は必須です。